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IoT エアー漏れ可視化 ・ 改善ソリューション

~工場全体のエアー漏れ・コンプレッサー稼働率・ CO2排出量の可視化ソリューション~

地球温暖化による気象の上昇が世界的に問題となっており、世界各国でカーボンニュートラルへの取り組みが求められています。生産・産業の分野においてもCO2削減をはじめとしたカーボンニュートラルへの取り組みは必然であり、達成を義務付けられているサプライヤーも存在します。企業のカーボンニュートラルへの取り組みは、環境保全のみならず電気代削減及び最適化を実現し、社会的信用を得るための一つの手段となりつつあります。

ベトナムの低炭素化に向けた動き

ベトナムではエネルギー需要を満たすために液化天然ガス(LNG)輸入の依存度を高めている。最近のデータによると、LNG輸入は2030年までにベトナムのエネルギーミックスの14.9%を占めると予想されています。これは、石炭への依存度を減らし、よりクリーンなエネルギー源へと移行するというベトナム政府の戦略の一環です。(現在は、電力発電の60%が石炭・化石燃料へ依存しています。)

ベトナムのCO2排出量は平均より3.7倍多いという調査結果(*1)が挙げられています。

ベトナム政府は2050年にCO2排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を宣言しました。今後、低炭素技術によるエネルギー転換も必要と言われています。

*1 THE WORLD BANK | ベトナムのCO2排出量データ
CO2 emissions (metric tons per capita) - Viet Nam | Data (worldbank.org)

生産現場のエアーコンプレッサーの漏れは「見える化」できていますか?

カーボンニュートラル実現に向けて、生産現場においても電気代を削減するための見直しが求められますが、意外と見落としてしまいがちなのが、エアーコンプレッサーが占める電気使用量の割合が高いという点です。

エアーコンプレッサーの元圧が工場設立時のままであったり、配管のエアー漏れにより無駄な電力が消費されているなどの可能性も考えられます。

いずれも見た目での判断が困難であることから、エアーコンプレッサーや配管などの利用状況を可視化し、無駄な電力の消費の有無を調査することが必要です。

生産現場のエアー漏れ、3つの具体的改善対策

対策1

配管のエアー漏れ把握

対策 2

エアーコンプレッサーの状態把握や、元圧の最適化

対策3

設備保全・メンテナンスの高度化や効率化

対策1

配管のエアー漏れ把握

配管のエアー漏れは、見た目や音ですべて確認することが困難である。隣国タイの例では、40%~60%ものエアー漏れ率のケースも散見される。対応案として、可視化ツールを使い、漏洩箇所の発見をする必要もある。
※人間の耳で聞こえる領域(可聴域)は20Hz~20kHzであり、耳で聞こえない領域でのエアー漏れ検知・対策は困難。

対策2

エアーコンプレッサーの状態把握や元圧の最適化

生産現場全体のエアーコンプレッサーの使用電力量は、一般的に18%~25%程度占めている。エアーコンプレッサーの元圧を最適化することが必要です。0.1MPA下げる事で約8.4%の電力使用量減少を実現した例もある。

おすすめのソリューション

工場全体または特定の生産ライン内のエアー漏れを特定します。エアー漏れの「見える化」を通じて、カーボンニュートラルの未来への第一歩をお手伝いします。

エアー漏れ可視化 ・ 改善ソリューション

エアー流量計や電力計を設置、コンプレッサーの使用状況を「見える化」することで、工場全体や特定の生産ライン内のエアー漏れ、損失額を把握できます。
当ソリューションでは、まず、工場全体のエアー漏れやコンプレッサーの状態を把握するPoC(トライアルサービス)をご提供、エアー漏れを損失額(コスト)としてご提示します。生産ラインごとのエアー漏れを検知することも対応可能です。

対策3

設備保全・メンテナンスの高度化や効率化

エアー漏れを完全に無くすことは不可能ですが、これを最小限に抑えるには、目標値を設定し、配管の継続的なメンテナンスが不可欠です。
定期的にコンプレッサーのメンテナンスを行っていても、稼働率など全体の状況が不明な場合が多いです。老朽化したコンプレッサーの能力や交換時期を正確に判断するには、「見える化」が重要です。

たとえば、コンプレッサーの状態と劣化を明確に理解していない場合、問題が見過ごされ、予期せぬ故障や高額な修理が発生する可能性があります。

おすすめのソリューション

エアー漏れ対策に加え、コンプレッサーの状態把握やCO2排出量の推計も可能

エアー漏れ可視化 ・ 改善ソリューション

  • コンプレッサー毎に流量計と電力計を設置することで、工場全体のエアー漏れが「見える化」できます。このデータより、コンプレッサーの稼働率と CO2 排出量を求めることができます。
  • 1㎥当たりの消費電力量、1kW当たりの㎥、kW×CO2排出係数(概算値)ので算出します。
  • 状況把握のため、PoC(トライアルサービス)をお勧めします。

KDDIが提供する「見える化」システム構成

コンプレッサーの状態監視システムは、お客さまのご要望によりクラウドオンプレミスで利用可能なシステムをご提供します。

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